ESPN電子版は11月30日、楽天田中将大投手(25)の去就がトップ先発投手のFA市場を停滞させていると伝えた。今オフの先発FA3本柱はアービン・サンタナ(30=ロイヤルズFA)、ウバルド・ヒメネス(29=インディアンスFA)、マット・ガーザ(30=レンジャーズFA)。FA市場が活発に動く中、本来なら多くの球団から引っ張りだこのはずだが、今のところ動きがなく、どの球団と契約するのか読めない状況になっている。

 その最たる理由として、田中の去就が流動的になっていることを指摘。30球団それぞれの投手事情も解説し、ヤンキースやレンジャーズが補強戦略で田中にフィットするとした。またレッドソックス、タイガースなどは先発投手が余っているため補強はないだろうとし、マリナーズやアストロズが大物獲得に動く模様だ分析した。