右ひじ靱帯(じんたい)再建手術からの復帰を目指すカブス藤川球児投手(33)が11日、2月下旬にもブルペン投球を始めることが明らかになった。昨年6月の手術後は、3週間ほど休みを取っただけでリハビリを継続しており、「試合でどう投げるかイメージはできている」と前向きだ。日中の気温は25度を超えるアリゾナの球団新施設で、14日から2年目のキャンプに入る。「スローイングのプログラムは別ですけど、それ以外はみんなと一緒のメニュー。2月下旬にはブルペン」と充実の笑顔。順調なら、6月初旬の復帰が見込まれる。(メサ=佐藤直子通信員)