<ヤンキース2-4レッドソックス>◇11日(日本時間12日)◇ヤンキースタジアム

 レッドソックス上原浩治投手(39)が11日、右肩の張りでヤンキース戦の登板を回避した。練習時は通常通りキャッチボールを行ったが「ちょっと変な感じがしたんで、やめておこうかなと。自ら言いました」と、試合前に登板しないことを決めた。ファレル監督は「深刻ではないと思う」と説明。病院には行かず、様子を見て今後の出場を判断する。

 レンジャーズ在籍時の12年には右広背筋を痛め、2カ月以上戦列を離れた。「2年前と同じような感じかな。投げようと思ったらいけたかもしれないですけど、長引くのが嫌なんで」と今回は大事を取っての処置。今季は5試合に登板し、ここまで無失点。9日のレンジャーズ戦では2セーブ目を挙げている。「(前兆は)全然なかった。この前もちゃんと投げましたし」と明かし、「もう年なんで。去年の疲れが今きたんじゃないですか」と、冗談交じりに話した。(ニューヨーク=水次祥子)