ヤンキース田中将大投手(25)が22日、敵地でのレッドソックス戦に先発し、7回1/3を7安打2失点無四球7奪三振と好投し、デビュー戦以来無傷の3連勝、楽天時代から通算31連勝を飾った。

 一夜明けた23日、ボストンのメディアはこぞって田中をたたえた。ボストン・グローブ紙は「タナカはその金額の価値がある」と、7年総額1億5500万ドルの大型契約に見合う投球だったと報道。ボストン・ヘラルド紙は「ア・リーグ東地区の勢力図を変える力がある」と評した。また、スポーツ専門局ESPNは「タナカは24勝0敗の再現を不可能でないと言った」という見出しの記事をトップページで紹介。田中がヤ軍でも無敗記録を続けることに「確率はゼロではない。可能性があるなら、そこに向かいたい」と答えたという。