カブス傘下3Aの和田毅投手(33)が22日(日本時間23日)にも再昇格することが濃厚となった。メジャーデビュー戦となった8日レッズ戦の好投が評価され、先発ローテーションの4番手、もしくは5番手として起用される予定だ。

 和田にメジャー定着のチャンスがやってきた。トレードで空いた先発2枠について、レンテリア監督は和田、ストレイリー、ヘンドリクス、ビーラーの4人が候補であると明かしていたが、関係者によると、首脳陣は1枠を和田に任せる方針を固めたという。8日レッズ戦では5回1失点。1日限りの昇格でマイナーに戻ったが、安定感ある投球が首脳陣の目を引いた。

 和田は13日、3Aで前半最終戦のオクラホマシティー戦に先発し、6回4失点で6敗目(9勝)を喫した。今後は16日に開催される3Aオールスター戦は出場辞退の意向で、後半初戦となる17日ラウンドロック戦で再び登板した後、メジャー再昇格に備える予定。17日に登板した場合、中4日だと本拠地シカゴで行われる22日パドレス戦に4番手として先発が可能。中5日だと23日のパ軍戦となる。海を渡って3年目。本領発揮の舞台が整ってきた。