右肘痛で故障者リスト(DL)入りしているヤンキース田中将大投手(25)が7日(日本時間8日未明)、2日ぶりにキャッチボールを行った。ロスチャイルド投手コーチを相手に、これまでと同じように約18メートルで25球投げた後、約27メートルまで距離をのばして25球。1球ずつフォームを確認するように計50球を投げた。順調なら、今後は徐々に距離や強度を上げていく予定だ。

 前日6日の試合前には、ヤンキースタジアムでチケット販売にひと役買った。チケット売り場のカウンター内でスタンバイ。制服警官7人が警備する中、当日券や前売り券を求めるファンに対し、「How

 many?(何枚ですか)」など英語で応対した。直前に球団の公式ツイッターで告知されたとはいえ、知らずに訪れたファンには、サプライズ企画。感激しながらサインを求めるファンに、田中が笑顔で応える光景も見られた。(ニューヨーク=四竈衛)