右肘痛で故障者リスト(DL)入りしているヤンキース田中将大投手(25)が24日(日本時間25日)、リハビリから実戦への調整段階に入った。ホワイトソックス戦の試合前、軽めのキャッチボールを行ったが、この日からは単独調整。離脱後、付きっきりで見守っていたロスチャイルド投手コーチやトレーナーも不在で「ケガ人扱い」が終わった格好だ。28日(同29日)には、遠征先デトロイトの試合前に実戦形式の練習に登板。約50球をメドに投げることも決まった。9月上旬のローテーション復帰を見据えた調整ペースに移行。ジラルディ監督は「彼の感覚も良さそうだし前へ進んで行く」と話し、今後はマイナー登板を経て復帰へ向かう。