右肘を痛めているヤンキース田中将大投手(25)が、8月30日午前中にチームを離れて遠征先トロントからニューヨークに戻った。午後にはヤンキースタジアムで強化トレーニングを開始。投球練習は1週間行わないが、ジラルディ監督は再開のめどについて「これからの5、6日間はキャッチボールなどに取り組む。前回(28日)から1週間後にマウンドで投げられるようになってほしい」と話した。

 1週間の登板取りやめで地元ニューヨークでは今季中の復帰は難しいのではという見方が強まったが、同監督はそれを否定。「今季中に復帰するものと見込んでいる。もう1度遅れが出れば心配になるが、たいした遅れではない」と話した。(トロント=水次祥子)