8月29日に右腕の張りを訴え、投球練習を控えているヤンキース田中将大投手(25)が、31日から1週間の予定の強化トレーニングを終えた後に、異例の実戦登板を行う可能性が出てきた。ジラルディ監督は「シーズン最後まで復帰に向けた段階を踏んでいく。できる限りの実戦の場を用意する」と話した。メジャーの出場登録枠に余分な選手を入れ、田中が8回まで彼らに対して投げられるようにする特別待遇も示唆。田中は今日1日にも球団専属医の診察を受ける。(トロント=水次祥子)