<マリナーズ5-3ナショナルズ>◇8月31日(日本時間1日)◇セーフコフィールド

 チームの連敗を3で止める13勝目を挙げたマリナーズ岩隈久志投手(33)だが、反省の弁を繰り返した。2回ハーパーに先制弾を浴びると、3回は9番打者に被弾。4回再びハーパーに1発を許し「初めてだと思う」という3イニング連続の被弾。低めへの制球が乱れたが、5、6回は内角を使って3者凡退に抑え「上下のバランスがあまり合わなくて自分の球が投げられなかったけど、何とか3点に抑えることが出来た」。テンポを取り戻して味方の逆転を呼び込み「逆転してもらい感謝したい」と話した。

 ▼岩隈の勝利で今季の日本人投手は60勝目(岩隈13、田中12、ダルビッシュ10、黒田9、上原6、和田4、田沢3、松坂3)。日本人投手が合計60勝に達したのは、過去最多の02年(62勝)以来12年ぶり2度目。