<ロイヤルズ1-10タイガース>◇19日(日本時間20日)◇カウフマンスタジアム

 29年ぶりの地区優勝を狙うロイヤルズが、タイガースとの首位攻防第1戦で大敗した。最近3試合で15打数11安打と大当たりの青木宣親外野手(32)は、この日も好調をキープ。「とにかく塁に出ないと点数は入らない。集中して打席に入っていた」と3打数2安打と4戦連続マルチ安打を記録した。試合後は「うちの野球がまったくできなかった」と敗戦の悔しさを隠しきれず。「優勝したいしね、この負けが痛い1敗にならないように、とりあえず明日(白星を)取ってと思っています。悩んでる暇なんかない」と前を向いた。(カンザスシティー=佐藤直子通信員)