<ロイヤルズ5-2タイガース>◇21日(日本時間22日)◇カウフマンスタジアム

 ロイヤルズ青木宣親外野手(32)の一振りが、チームを救った。4回無死一、二塁の好機でエスコバルが送りバントを失敗した直後だった。青木はポーセロに追い込まれながら、内角直球を右翼線へ2点三塁打。「味方のミスをカバーできた。あそこがポイント。その場に自分が立ち会えて、決められた」と話した。ロ軍の前回地区制覇は85年と長く低迷してきたが「きょうの1勝は優勝につながる。とにかく打ちまくって、チームに貢献したい」と決意を込めた。