全日程を終えたヤンキースのジョー・ジラルディ監督(49)が9月29日(日本時間同30日)、本拠地ヤンキースタジアムで今季の総括会見を行った。

 同監督は、ヤ軍再建の柱として「我々はより若くなるだろう」と若返り策を挙げた。今季限りで引退したジーターのほか、ソリアーノ、ロバーツが退団。イチロー外野手(40)との再契約も微妙な状況で、積極的に世代交代を進める方針を明かした。外野陣については、ガードナー、エルズベリー、ベルトランの3人を挙げ、イチローの名前は入らなかった。また、禁止薬物使用で、今季出場停止処分を受けたA・ロドリゲスについては「三塁手として考えている。いろんな声はあるだろうが、我々が助けていく」と、戦列復帰を前提にしている。