涙のワールドシリーズ(WS)第7戦から一夜明けた10月30日(日本時間31日)、ロイヤルズ青木宣親外野手(32)が本拠地カウフマンスタジアムで行われたイベントに参加した。

 平日の昼間にもかかわらず約1万5000人のファンが来場。29年ぶりWSで激戦を繰り広げたチームを熱狂的な声援でたたえた。司会者に「見ていて楽しい選手」と紹介された青木は「一発カマしとかないと」と突如マイクを奪い「You

 the

 best!

 Thank

 you

 so

 much!(みんな最高、ありがとう!)」と絶叫し、大歓声を浴びた。

 FAとなる今オフは全30球団と交渉が可能となるが、「休んでからじゃないと脳みそが動かない。空っぽになるくらい頑張った」と心身ともにリフレッシュした後で熟考する。(カンザスシティー=佐藤直子通信員)