ヤンキースのキャッシュマンGMが11日、FAになった黒田博樹投手(39)と再契約を望む意向を明らかにした。黒田は現役を続行するか検討中とされている。同GMは「私たちと一緒にプレーし続けてほしい。今季も素晴らしい投球を見せてくれた。引退する必要はない」と熱意を込めた。

 一方で、黒田の決断待ちのため正式オファーが出せない状態でもある。ヤ軍ジラルディ監督は「戻って来てほしいが、彼の決断を待つ」。ドジャースのフリードマン編成部門取締役も「すばらしい投手。決断を待っている」と待機している状態だ。両球団が積極策に出るか、黒田が意思表明をしない限り、交渉が長期化する可能性も出てきた。