レッドソックス上原浩治投手(39)が5日、都内のグラウンドで練習を再開し、“初投げ”を披露した。キャッチボールから徐々に間隔を取り、最後は70メートルまで伸びた。年末の27日にも同様のキャッチボールを行っていたが「今日は風がないからよかった。久しぶりにしては、いい感じで投げられた」と満足そうに振り返った。

 今年の正月は大阪の実家に帰らず、自宅でも軽いトレーニングをやっていただけに「初練習やない。2日からやっとるで」とニヤリ。「年明けからは酒の量も減らしていく」とやる気モード。昨年は下半身のケガで思うような投球ができなかっただけに「(下半身の故障の)怖さもなくなってきた。これならペースも上げられる」と約4時間、みっちりと汗を流した。

 今季はチームと2年総額1800万ドル(約21億6000万円)の複数年契約を結び直し、自身最高年俸にもなった。4月3日には40歳になるだけに「もっと長くやれるように頑張らないと」と気を引き締めていた。