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桑田現役続行40歳メジャーへ右足首手術

 8月にパイレーツを退団し、米国に滞在している桑田真澄投手(39)が痛めている右足首の手術を決断したことが6日(日本時間7日)、明らかになった。手術イコール来季現役続行への意思表明で、米ロサンゼルス市内のフランク・ジョーブ博士が関連する病院で手術を受ける予定だ。パ軍とマイナー契約しメジャーに昇格を果たしたが、故障に苦しんで0勝1敗に終わった。来季は再びマイナーからのスタートを視野に入れているようで、不屈のベテランが夢のメジャー1勝へ再チャレンジする。

 夢の続きがスタートする。桑田が右足首にメスを入れ、現役を続行することを決意した。桑田に近い関係者によれば、桑田は「家族と相談して手術を受けることにした」と話したという。日常生活に問題ない足首を手術するのは、あくまで来季プレーするため。現地での精密検査の結果は「投げるのなら手術が最善」だった。40歳を迎える来年のピッチングを視野に入れた決断だった。

 桑田は常々「自分が納得するまで投げ続けたい」と話していた。PL学園の盟友であるオリックス清原同様、現役にこだわることを決めた。手術はロサンゼルス市内の病院で10日(日本時間11日)にも行われる予定で、恩師ジョーブ博士が背中を押した。

 3月にじん帯を断裂した右足首は痛みと腫れが引かず、テーピングを施さなければマウンドに上がれなかった。さらにメジャー昇格前から過度のストレスで右目がかすんで、マウンドから捕手のサインも見えにくくなっていた。そのためパ軍退団後も「万全の体でもう1度挑戦したい」という思いが消えなかった。

 尊敬するマダックス(パドレス)やモイヤー(フィリーズ)ら、年上の投手が活躍する場面を実際に目の当たりにし、年齢による肉体的な衰えは技術で克服できると確信していた。パ軍とは退団時に来季のことも話し合った。投手陣をまとめた手腕を高く評価、マイナーなら契約する可能性は高い。手術後のリハビリが順調に進めば、パ軍傘下のマイナーからのスタートが有力となる。

 肉体的に問題がなければ、メジャーで念願の初勝利を挙げることも夢ではない。巨人退団後のメジャー挑戦表明から、周囲を驚かせ続けてきた。プロ23年目のシーズンを迎える来年、その卓越した投球術で復活できるか。現役続行を決めた桑田が、再チャレンジの1歩を踏み出す。

[2007年9月8日9時8分 紙面から]

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