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松井来季は控えキャッシュマンGM明言
【オーランド(米フロリダ州)7日(日本時間8日)=千葉修宏】ヤンキース松井秀喜外野手(33)が、外野の控えに回ることになった。GM会議に参加しているキャッシュマンGMが、現時点で来季の左翼のレギュラーはデーモンと明かした。来春のキャンプでのアピールに成功しなければ、松井は左翼、DHに加えてベンチスタートを、ジアンビやダンカンらとともに日替わりで行うことになる。
キャッシュマンGMから衝撃の発言が飛び出した。会議の行われているホテルのロビー。来季の外野布陣について聞かれると迷うことなく言った。「デーモンの攻撃力はウチにとって不可欠。毎日、左翼を守り、先頭打者として活躍する姿を見たい。08年開幕戦? 今、考えるとしたらデーモンがレフトだと思う」。
これまで同GMは左翼のレギュラーが白紙であることを強調してきた。だが、それはあくまで横一線だという意味。松井に対しても「キャンプで競争して定位置を奪って欲しい」と求めていた。だがこの日、左翼デーモン、中堅カブレラ、右翼アブレイユだと明言。松井は競争する前から「第4の外野手」に回ることになってしまった。さらに同GMは松井の起用法について「その時々でDHと左翼に入ってもらう」と、一塁ジアンビがDHに入る時にはベンチを温めることも示唆した。
デーモンには、ジラルディ新監督も期待をかけている。同監督は現在、GM会議の行われているホテルに滞在し、キャッシュマンGMらと来季チーム編成について協議している。同監督がオーランド在住のデーモンとの会談を熱望し、この日のホテルで朝食をともにした。キャッシュマンGMも「選手と監督のコミュニケーションはとても大切。素晴らしい会食だった」と話すなど、デーモンと新監督の関係は良好だ。
27度目の世界一を目指すヤ軍では、プレーオフでの結果が何より重要視される。キャッシュマンGMの決断の裏には、近日中にも右ひざ内視鏡手術を受ける松井のコンディションに対する不安と、デーモンの勝負強さへの評価がある。デーモンはインディアンスとの地区シリーズで打率2割7分8厘ながら、チームトップの2本塁打5打点と暴れた。打率1割8分2厘、0打点で戦犯となった松井とは対照的だった。松井が左翼の定位置を奪い返すには、メジャー1年目のようにガムシャラにキャンプからアピールするしかない。
[2007年11月9日9時25分 紙面から]
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