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黒田はドジャース決定的、年俸より気候

 広島からFA宣言した黒田博樹投手(32)がドジャースに移籍することが12日、決定的になった。この日、米ロサンゼルスへ緊急渡米。代理人と合流し、ド軍と最終的な詰めの交渉を行う。もう1つの候補だったマリナーズとの交渉予定はなく、メディカルチェックなどを経て今週中にも「ドジャース黒田」が誕生する。

 黒田はこの日、成田発の航空機で緊急渡米した。11日夜、広島球団幹部に「1球団に絞りました。近く渡米します」と報告。成田空港では「まずはロスにいる代理人に会ってからです」と明言は避けたが、気持ちはドジャース1本で固まっている。

 ド軍との最終交渉から身体検査を経て正式契約の流れになる。メジャー10球団以上による大争奪戦。条件は1年で年俸10億円以上にまで高騰。黒田サイドは全球団のオファーを聞いた上でまずドジャース、マリナーズの2つに絞った。

 最終的にはド軍は3年契約で総額3000万ドル(約33億円)を提示。金額ではマ軍を下回るが、黒田がこだわったのは金銭ではなく環境だった。昨年、右ひじの手術を受けロスの温暖で乾いた気候に着目。同僚となる斎藤が持病の腰痛を抱えながら大ブレークした例も後押しした。同地にはひじの手術を担当したヨーカム医師もいる。「一番実力を発揮できる場所」としてド軍を選んだ。

 広島からは初の日本人メジャーリーガー誕生。日本人投手の史上最高年俸になることも確実だ。大きな期待と注目を浴び、KURODAがドジャーブルーに身を包む。

[2007年12月13日9時17分 紙面から]

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