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レイズ岩村母校で始動、目標「100得点」

母校の宇和島東高で始動したレイズ岩村
母校の宇和島東高で始動したレイズ岩村

 レイズ岩村明憲内野手(28)が5日、愛媛・宇和島市の母校・宇和島東で始動し、チャリティーの「岩村基金」に得点の新項目を加えて増額する考えを明かした。メジャー2年目の今季は「100得点」を目標にしており、打率、本塁打、盗塁数に応じて金額を設定してきた同基金に新たに得点を加える。愛媛県内の球場に、突然の心臓停止時に効力を発揮する医療機器AED(自動体外式除細動器)を設置する計画を進めており、レイズ不動の1番として得点を量産する。

 レイズ2年目の目標達成で、高校球児を守る。「年々意識が高くなる」というチャリティー活動をさらに発展させる計画を、岩村は温めていた。「今年から『岩村基金』に得点の項目を加えようと思います」とこの日、明かした。

 「岩村基金」はヤクルト時代に作ったもので、シーズン成績が基本になる。これまでは打率、本塁打、盗塁数の3項目から算出。本塁打の本数、盗塁の個数をそれぞれ1万円とし、打率は3割なら300としてその半分の150万円、3割5分なら175万円といった算出方法で寄付金を決めてきた。そこに得点の項目を加える。今季の100点の目標を達成すれば、100万円の増額となる。

 現状での優先用途は、AEDの普及活動。AEDがあれば助かる可能性があった球児の死亡に心を痛め、まずは愛媛県内の全野球場設置を目指すことで、すでに県知事と話し合いを持った。さらに全国の野球場に広める希望も持ち、早ければ今オフのチャリティー野球大会の開催案も練っている。

 メジャー1年目の昨年はチームのア・リーグ東地区最下位だけでなく、自身の123試合、2割8分5厘、7本塁打、12盗塁、82得点の個人成績も不本意だった。「せめて日本の年間試合数(144)くらいは出場したいし、3割、2ケタ本塁打は目標にしたい。それに1番打者として100得点にはこだわりたい」。1番打者の成績が充実すれば、チームの浮上にもつながる。

 今季は慣れ親しんだ三塁から二塁へコンバート。始動初日は守備、打撃練習でレイズの軸らしい力強い動きを披露し、後輩の目をくぎ付けにした。9日まで同校、13日からは沖縄で練習し、来月上旬に渡米する。【堀まどか】

[2008年1月6日9時19分 紙面から]

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