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岡島フリー登板「ドキドキボール」手応え

フリー打撃で投手を務めたレッドソックスの岡島(撮影・たえ見朱実)
フリー打撃で投手を務めたレッドソックスの岡島(撮影・たえ見朱実)

 【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)23日(日本時間24日)=山内崇章】レッドソックス岡島秀樹投手(32)が、キャンプ初のフリー打撃に登板し、新球「ドキドキ・ボール」(シュート回転で沈む変化球)の完成度に手応えを得た。ドルー、ユーキリス、クリスプの主力3選手に40球を投げ、新球を含む全球種を投げ安打性2本に抑えた。

 初めてのフリー打撃登板だったが、他球団も恐れる強打者を相手にするからこそ、岡島は新球の威力を試したかった。左の中距離打者ドルーへの内角球は、ひざもとに近づきながら小さく落ちた。バットからは鈍い音が聞こえ、力のない打球が二塁定位置に転がった。

 岡島「今日は(新球を)4球投げましたが、いい感じで来ています。打者は何だろうって思ったでしょう。打ち損じてくれたし、少してこずっていました」。

 捕手バリテックも「チェンジアップとは違う。カットボールみたい」と球速が直球に近い新球の感想を漏らした。

 1年目の成功につながったチェンジアップは岡島の名にちなみ「オキドキ(OKIDOKI=OKの意味)ボール」と命名された。チーム最多の66試合に登板し、防御率2・22の成績を残した昨年を上回るシーズンへ向け、ドキドキボールへの手応えは日に日に増している。

 新球だけではない。直球、カーブのキレも満足の行くものだった。ヒット性はユーキリスに許した2本だけ。キレのある直球に2度空振りしたドルーは苦笑いで「素晴らしいボールだよ」と脱帽した。バリテックは「直球も去年より強いボールを投げていた」と、岡島の成長を認めた。29日にオープン戦初登板。「今日はバランスよく投げられた。これからは両サイドの制球がポイントになる」。自信は深まっている。

[2008年2月25日9時27分 紙面から]

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