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黒田鮮やかデビュー戦2回1安打0封

- ブレーブスとのオープン戦に初先発初登板したドジャースの黒田(撮影・菅敏)
<オープン戦:ブレーブス10-3ドジャース>◇2月29日(日本時間3月1日)◇フロリダ州キシミー
【キシミー(米フロリダ州)2月29日(日本時間3月1日)=高宮憲治】ドジャース黒田博樹投手(33)が、鮮やかなデビューを飾った。米国初登板となったブレーブス相手のオープン戦に先発。先頭打者に安打を許し、気合を入れ直した。2人目の打者エスコバルを三ゴロ併殺に打ち取ったときだ。「オープン戦とはいえ勝負だから」。
2死無走者で迎えたのは3番C・ジョーンズ。1995年に野茂とナ・リーグ新人王を争ったことで日本でも知られる「ミスター・ブレーブス」だ。3球目にこの日最速94マイル(約151キロ)の速球をファウルさせて追い込み、最後は88マイル(約142キロ)のフォークで左飛に仕留めた。
2回を1安打無失点。両打ちのジョーンズ、4番テシェイラを含め、対戦した6人中、4人が左打席に立った。「雰囲気のある左打者が多いので『打たれたら』とか余計なことを考えてしまった」。確かに力んで高めに浮く球も目立った。それでもキレ抜群のシュート(ツーシーム)が有効で、内野ゴロ4本という結果につながった。この模様はESPNで全米中継され、3年総額3530万ドル(約37億円)の価値をファンに知らしめた。「ホッとしている。いい緊張感で臨めた」と胸をなで下ろす。
今後は4日ナショナルズ、8日カージナルス、13日アストロズ、18日マーリンズと4戦に先発。このうち4日を除き3試合が敵地のマウンドとなる。ホーム優先の斎藤らと違い、新人に特別扱いはない。しかしこれも挑戦の一部。「バス移動なども含めて、極力こちらのやり方に合わせたい。そういう覚悟で来ている」。涼しい顔で険しい山を乗り越えてきた黒田が、メジャーの世界に大きな一歩を踏み出した。
[2008年3月2日9時26分 紙面から]
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