松坂「シーズンと同じ気持ちで臨める」
同僚ベケットの力投をベンチから身を乗り出して見詰めていた。5日(日本時間6日)の地区シリーズ第2戦に登板するレッドソックス松坂大輔投手(27)は、初戦勝利の瞬間、4安打シャットアウトを演じたエースの元へと真っ先に走っていった。同い年の親しみも込め、いたずらっぽくお尻をたたいて祝福した。
次は自分の手で地区シリーズ勝ち抜きへ王手をかける。登板2日前となったこの日は、ブルペンで79球投げ込んだ。直後に第2戦先発の公式会見を控えていたが、予定の開始時間を遅らせてしまう熱の入りようだった。「レギュラーシーズンと同じ準備をして、同じ気持ちで臨めると思います」。会見で見せた顔にも、発言にも自信が満ちあふれていた。
シーズンでは年間を通じてローテーションを守り抜いた。32戦15勝12敗。精神的にも、技術的にも大きな収穫が得られた。「今年1年は勉強の年だった。最後の最後でいい形で臨めたらいい」。1年の総決算となるプレーオフへ、松坂の静かに心の準備を始めていた。
[2007年10月5日9時8分 紙面から]
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