日本人野手初対決、稼頭央先勝/ナ地区S
<ナ地区S:フィリーズ2-4ロッキーズ>◇第1戦◇3日(日本時間4日)◇シチズンズバンクパーク
【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)3日(日本時間4日)=佐藤直子通信員】井口と松井、日本人野手の初対決となったプレーオフはワイルドカード(WC)で勝ち上がってきたロッキーズがフィリーズを4-2で下し、球団12年ぶりのプレーオフ(PO)白星を挙げた。
メジャー4年目にしてPO初出場の松井稼頭央内野手(31)は4打数無安打ながら、2併殺を完成させるなど堅実な守備で勝利に貢献した。チームの勢いは続いていた。「一昨日(決定戦)の方が緊張しましたね」。松井稼も心地よい緊張感を持ってフィールドに立った。強行日程で移動してきたチームは、前日の練習を中止した。しかし疲労の色などみせなかった。ナインの顔は、大激戦を勝ち抜いた自信に満ちあふれていた。
リーグ最高打率を誇る打線は2回、先頭打者ヘルトンの右越え三塁打を皮切りに、アトキンス、トレアルバの適時打、トゥロウィッキーの押し出し四球で3点を奪取。8回にはMVP候補ホリデーが、中堅最深部にダメ押しソロをたたき込んだ。先発フランシスは6回2失点8奪三振と、相手の強力打線を抑えこんだ。
松井稼は難しい二塁ゴロを危なげなく処理するなど、確実な守備でチームを鼓舞。2回には四球で初出塁も果たした。「シリーズの頭を取れたのが非常に大きい」と第1戦勝利を喜んだ。
[2007年10月5日9時10分 紙面から]
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