松井4の0ヤンキース黒星発進/ア地区S

- 5回表2死満塁、遊飛に倒れた松井に警備員が大喜び(撮影・田崎高広)
<ア地区S:インディアンス12-3ヤンキース>◇第1戦◇4日(日本時間5日)◇ジェイコブスフィールド
【クリーブランド(米オハイオ州)4日(日本時間5日)=千葉修宏】ヤンキースがプレーオフ地区シリーズ初戦を落とした。インディアンスに3-12と大敗。「6番DH」で先発出場した松井秀喜外野手(33)も4打数無安打2三振と散々だった。
試合後、米メディアからトーリ監督に「今後も松井を使い続ける気なのか?」という厳しい質問が飛んだ。9月を打率1割8分5厘、2本塁打、12打点で終え、この日もブレーキ。左腕サバシアに1回表2死一、二塁で二ゴロ。5回表2死満塁ではカウント0-2から「あの1球だけ打ち損じました」と言う真ん中直球を、遊撃へ打ち上げた。これでは疑問の声が上がるのも無理はなかった。
それでも同監督はき然として答えた。「100打点以上挙げた打者だよ。1試合で彼の能力を疑うつもりはない。もちろん今夜の結果は言い訳できない。だが彼は大丈夫。左翼だって守れる状態なんだ」。第2戦は今季19勝のカルモナ。通算3打数1安打で2度、併殺を喫している右腕だが先発起用を明言した。
松井は「5回のチャンスで何とかしたかった。あそこで1本出ていれば、展開は変わっていたかも知れない」とうなだれた。だが黒星発進に「もちろん不利は間違いないですけど、僕が来てからですけど、初戦負けた時の方が勝っているんで。プラスに考えたい」と気持ちを切り替えた。松井入団前も含めて、ヤ軍は昨年まで12年連続プレーオフ出場で初戦敗退の地区シリーズ5度の結果は世界一2度、ワールドシリーズ敗退2度、ア・リーグ優勝決定戦敗退1度といずれも地区シリーズを突破。今年もこのデータが生きるか。
[2007年10月6日9時19分 紙面から]
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