30日(日本時間31日)、打撃練習を終えたヤンキース松井秀喜外野手(35)はグラブをはめて右翼に飛び出した。Wシリーズに入って続けている守備練習。ノックを受け、力強い返球を繰り返した後、初めてプレーするシチズンズバンクパークで右翼のクッションボールの処理を確認した。

 敵地での第3戦からの3試合は指名打者制がなく、注目されるのは両ひざの不安から、今季1度も守備に就いていない松井の起用法。第2戦では決勝本塁打を放っており、ジラルディ監督は「マツイの打撃は欠きたくない。守れるか動きを見てみる」。代打での待機になりそうだが、状況次第では終盤に守備に就く可能性はある。

 松井は守りについて「ぎりぎりのプレーにどういう反応ができるか。全く不安がないといったらうそになる」としながらも、守備に就けば打席のチャンスが増えるだけに、「そうなったら試合に出られる。うれしいよね」と前向きだ。

 代打では今季、21打数8安打で打率3割8分1厘、1本塁打、4打点の好成績。6月の敵地での交流戦で経験を積んでおり、打席に向かうリズムも「その辺は問題ない」。1勝1敗での第3戦に、勝負どころでの切り札として挑む。