ソフトバンク松坂大輔投手(34=メッツ)が出し惜しみ投法で開幕へ調整する。初実戦が濃厚な3月1日楽天戦(ヤフオクドーム)から、開幕まで4試合を投げる予定だが「順序がある。毎回テーマを持って投げる。確認しないといけないことは結構ある。ボールの使い方ですね。(持っている球種)全部は使わない」と話した。

 工藤監督はオープン戦では同一リーグでも、包み隠さずに戦うことを公言しているが、松坂は“チラ見せ派”。少しずつ自分を出すことで、打者の反応などを確認していくつもりだ。

 雨天のため室内での練習となった22日はキャッチボールやダッシュで調整した。今日23日が休日のため、20日の打撃投手以降3日ブルペンに入らないが「この前でやりたいことはできた」と悩んできた投球フォームにも答えが見えつつある。24日からの最終クールでブルペンに入り仕上げにかかる。