日本シリーズの再現だ! ソフトバンク大隣憲司投手(30)と武田翔太投手(21)が今日3日の阪神戦(四国Cスタ丸亀、日刊スポーツ主催)に登板する。昨年の日本シリーズでともに好投した両輪が、若虎狩りで開幕に向けて弾みをつける。西戸崎合宿所でキャッチボールなどを行い登板に備えた。

 今季初実戦となる大隣は「腕の振りもだいぶいい感じ。開幕の(自分の)1戦目にいい状態で入れるよう、打者との対戦をメーンに考え、徐々に調子を上げていきたい」とテーマを掲げた。2月24日ロッテ戦以来の登板となる武田も「変化球でしっかりカウントが取れれば。体重移動はばっちりだし、直球で押していければ」と順調な仕上がりを実感する。

 昨年の日本シリーズでは大隣が第3戦で、武田が第2戦で先発。ともに阪神打線を抑えて、3年ぶりの日本一に貢献した。