中日ドラフト7位の遠藤一星内野手(25=東京ガス)が3日、外野手デビューした。2日のオープン戦から外野の練習を開始。2軍の教育リーグ・ソフトバンク戦に「3番左翼」で先発し、2つの飛球と4本の安打をさばいた。大学時代に中堅と右翼の経験はあるが、左翼の記憶はないという。内野手らしい軽快な足の運びを見せた。

 「まだ慣れないのでいろいろと感じることはありますが、今日は特に難しい打球がなかったので。ポジションは言われたところをやります」。試合後には佐伯2軍監督と松岡育成野手総合コーチと“面談”。その後、課題のスローイング練習を繰り返した。

 4試合ある今回の1軍遠征には同行せず、2軍で課題に取り組む。打撃の評価が高く、レギュラー候補にも挙がる25歳。「練習するために(2軍に)落ちてきた。実戦あるのでしっかりやりたい」と前を向いた。【柏原誠】