球春へのカウントダウンが始まった。楽天は3日、JR仙台駅でホーム開幕、西武戦(31日、コボスタ宮城)に向けた「東北開幕カウントダウンボード」の除幕式を行った。チアリーダーが盛り上げる中、立花陽三社長とJR仙台駅の林健一駅長が紅白の引き綱を手にして除幕した。

 高さ2・2メートル、幅1・45メートルのボードは、JR東日本の協力で西口2階のペデストリアンデッキ中央出入り口に設置。除幕と同時に「あと28日」の数字をデジタル表示した。立花社長は「(最下位の)去年は悔しい思いをした。もう1度、頂点を目指したい」と日本一奪還に意欲。林駅長も「楽天と一緒になって東北全体を元気にしていきたい」とエールを送った。

 イベント後は、スカウトやスクールコーチ陣を含む約150人の球団職員が仙台市内でチケット販売を展開。慣れない観客獲得のスカウティング? に、長島哲郎スカウト部長は「あまり自信はないけれど、多くの方々に応援してほしい」と試合観戦を呼びかけていた。