石川よ、井領よ、食らいつけ! 中日谷繁元信兼任監督(44)は4人いた新人野手のうち残る2人を評価した。「よくついてきていると思う。これからもっと相手投手のキレもスピードも出てくる。そこでどう対応するか。現時点では必死に頑張っている」と期待を込めた。
遠藤と友永が1軍を離れ、ドラフト4位石川駿内野手(24=JX-ENEOS)と6位井領雅貴外野手(25=JX-ENEOS)だけが遠征同行中。今日6日の広島との練習試合(マツダスタジアム)は野村と対戦予定。明大の1年後輩になる石川は「すごくお世話になった人」と話し、接点はないが同学年の井領は「負けられない」と打倒を宣言した。
ともに打力が買われている。オープン戦1本塁打ながら、納得いく打撃のできない石川は「モヤモヤはあるけどピースがはまりつつある」ときっかけをつかむのに必死。一線級を打ってサバイバルを優位に進めたい。