西武森友哉捕手(19)が藤浪先輩との真っ向勝負に挑んだ。

 大阪桐蔭高で12年の甲子園で春夏連覇を遂げたバッテリー同士の対戦は7回1死の場面で実現。初球は内角低めの153キロ直球で、森はフルスイングで豪快な空振り。2球目は外角低めに157キロ直球でスタンドがどよめいた。3球目は157キロをファウルし、さらに4球目の157キロを左飛に打ち上げた。聖地で実現した初対決は、全球直球勝負で藤浪に軍配が上がった。

 ベンチへ戻る時に「球速いわ~」と言葉を掛け、藤浪も笑った。「直球1本に張っていたけど、それでも振り遅れたぐらい。すごいですね。(高校時代に)捕手をやっていた時も速いなと思ったし、打席でも速いと感じました」と話した。