中日の新外国人ラウル・バルデス投手(37=ブルージェイズ3A)が抜群の制球力を見せつけた。

 5回でソロ弾2本を浴びたが、7奪三振。決め球はすべて直球で、そのうち見逃しが4つと、コーナーに投げ分ける投球術が光った。オープン戦4試合で計14回2失点と安定。ローテの軸に期待される左腕は「あの2球は失投。それ以外は低く、コーナーに投げられた」と満足そうだった。