中日育成4位の近藤弘基外野手(22=名城大)が「プロ初安打&初打点」をマークした。

 7回無死一、二塁の場面で代打出場。カウント1-1から127キロ変化球を三遊間に転がした。本来は1軍に同行しているはずの父真市投手コーチ(46)も記者席から目撃。この日は名古屋に居残りで練習する投手陣のためにナゴヤ球場を訪れていた。

 父の前で結果を出した近藤は「もっといい当たりを打ちたかったですけどね。積極的に振れていたので、それがいい形になって良かった。父が見ている試合であまり打ったことがない。いいところを見せられて良かったです」と笑顔だった。