ドラフト5位のオールドルーキー、日本ハム瀬川隼郎投手(28=室蘭シャークス)がほろ苦い1軍初マウンドとなった。

 1点リードの7回に2番手でオープン戦初登板。1死からバルディリスに、この日最速の146キロ直球を左翼席へ運ばれ、同点ソロを献上。2死から柳田に四球を与えたが、後続は断った。

 2月の春季キャンプから通じて、初めてとなった1軍戦登板は1回1安打1失点。「緊張しました。でも、お客さんもたくさんいて、いい雰囲気の中で投げられたので、プロ野球選手になったんだなという実感がわきました。オープン戦は初めてだったので、持っているボールがどれだけ通用するかと思いながら投げました。ホームランは打たれましたけど、いいボールを投げることはできたと思います」と、収穫を得ていた。