右ふくらはぎ痛で離脱していたソフトバンク五十嵐亮太投手(35)が、ウエスタン開幕戦で初の実戦登板を果たした。

 7回から2番手で登板。先頭打者の阪神伊藤隼太外野手(25)に右翼越えアーチを被弾すると、その後1安打を許し、ボークも犯したが、最速146キロをマークするなど復帰へ手応え十分だった。五十嵐は「イメージ通りだったので良かったと思う。ケガが思うより長引いたけど投げられるところまできた」と納得の表情だった。

 工藤公康監督(51)は、五十嵐の開幕1軍については「ないよ。(キャンプで)しっかり積み上げてきたものがないので」と無理に開幕に合わせる必要がないことを明言した。