拓大のルーキー、岸潤一郎投手（１年＝明徳義塾）がリーグ戦３試合目にしてついに初安打を放った。

　１回裏１死二塁。１回戦で無安打に抑え込まれた駒大・東野からセンター右へ先制適時三塁打を放った。続く４番森晋之介外野手（１年＝大阪桐蔭）も初安打となる適時打を放ち、１年生コンビで２点を先制した。拓大の得点はこの２点のみで２－０で逃げ切り勝ち。２勝１敗で昨秋王者の駒大から勝ち点を挙げた。

　岸は明徳義塾時代、甲子園で投打で活躍。大学でも二刀流に挑戦するが、右肩違和感のため打者でのスタート。「３番指名打者」で先発も１、２回戦はいずれも４打数無安打に終わっていた。９打席目に飛び出した初安打がうれしい決勝適時三塁打となった。