慶大がドラフト候補の活躍で明大を破り今季初勝利を挙げた。

 1点を追う4回。横尾俊建内野手(4年=日大三)のソロアーチで同点とすると、5回無死満塁で谷田成吾外野手(4年=慶応)が走者一掃の適時二塁打を放ち勝ち越した。9回に明大に4点を返されたが、3点差で逃げ切った。

 就任後初勝利となった大久保秀昭新監督(45)は「冷や冷や、ドキドキですね。この前の法政にしても、今日の9回にしてもそうですが、27個目のアウトを取るということがいかに大変か勉強してくれたら」と話した。