立命大が近大を完封し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。

 2回に古川昂樹主将(4年=立命館宇治)のソロで先制し、4回は相手の捕逸で2点目を追加。エース桜井俊貴(同=北須磨)が近大打線を5安打12奪三振で完封し、大学通算19勝目を挙げた。

 後藤昇監督(54)は「エースの投球だった。最大の武器であるストレートを生かす緩急の使い方、変化球を見ても完璧だったと思う」と大一番の好投をねぎらった。11日の3回戦で立命大が勝って勝ち点を取ると、23日からの最終節・同大戦(わかさ)で勝ち点を挙げれば優勝が決まる。