慶大が連勝し優勝決定戦に持ち込む。両校に優勝のかかる早慶戦を前日に控えた29日、神奈川・横浜市内の同校グラウンドで最終調整を行った。

 1敗すればV逸という“崖っぷち”の状況だが、ナインはいい緊張感で、時折笑顔も見られた。

 今季2本塁打で、試合を決める一打を放ってきたドラフト候補の横尾俊建主将(4年=日大三)は「負けられない、とか、そういう気持ちはありません。早慶戦は人がいっぱい入るし、とにかく野球を楽しもうと思います」と笑顔で意気込みを語り、自身の状態の良さをうかがわせた。