早大が慶大に勝利し12年春以来、44回目の優勝を決めた。

 大竹耕太郎投手(2年=済々黌)がリーグ戦初完封勝利を飾った。5回まで慶大打線を無安打に抑え、3安打8三振を奪う好投。打線は4回に4番の丸子達也内野手(4年=広陵)の二塁打から2四球を挟み犠飛で1点を先制すると、7回に河原右京内野手(4年=大阪桐蔭)の右翼線への二塁打で2点目を追加。8回にも2点を奪って突き放した。

 大竹は「9回までマウンドを守る気持ちだった。1戦目を任されるプレッシャーは大きかったですが、やっと一段落して安堵(あんど)の気持ちです」と涙を見せた。

 44回目の優勝は法大と並んでリーグトップ。高橋広監督(60)は就任初年度で優勝を決めた。