早大が専大を破り、優勝した12年以来となる準決勝進出を決めた。

 初回に2点を先制したが4回に同点に追い付かれ、8回表までどちらも譲らなかった。均衡が破られたのは8回裏。2死一、三塁で4番の丸子達也内野手(4年=広陵)が真っすぐを引っ張り、中越えの2点適時三塁打を放った。

 投げては13年センバツ優勝投手でルーキーの小島和哉投手(浦和学院)が大学初被弾を浴びたが7回を6安打2失点に粘った。

 決勝打を放った丸子は「とにかく、がむしゃらでした。打った瞬間、抜けると思いました」と笑顔がはじけた。高橋広監督(60)も「丸子は頼れる4番になってきましたね、いや、なりました。小島もトータルで2点しか取られていないのだから、悪い内容じゃないですよ」とほめた。