パ・リーグマーケティング(PLM)とパ6球団は27日、日本政府観光局が実施する「ビジット・ジャパン官民連携事業」の一環として訪日プロモーションを実施することを発表した。ターゲットはパ・リーグに主力選手が在籍する台湾を中心とする各国。8月16日に台北市天母棒球場でジャパンパビリオンを設置して「Visit Japan Day」を開催するほか、日本ハム陽岱鋼外野手らを起用したパ各本拠地の観光地などを紹介する冊子や動画を制作して、訪日旅行需要の喚起を諮る。プロ球界が海外事業で政府と連携するのは初めてという。

 パ・リーグはこれまでも台湾での放送権販売やブース出展を行うなど、海外からパ本拠地球場への来場を促す活動をしてきている。PLM村山良雄社長(オリックス)は「日本政府が推進する海外からの訪日プロモーション事業と我々の戦略が合致する形で、今回の事業を推進させていただくことになりました。パ・リーグ6球団は国内・海外問わずに、野球のさらなる振興と日本の本当のすばらしさをPRし、訪日プロモーションを図ってまいります」と話している。