日本ハムが、首位ソフトバンクに今季初めて敵地で土をつけた。5回までに2本塁打で6点を奪い、9回に一挙5点で突き放した。ヤフオクドームで今季6戦全敗していたが、ようやく初勝利。まだ背中は遠いが、8・5ゲーム差へ縮めた。

 投打に内容十分だったが、栗山英樹監督(54)は手綱を締めた。「こっちは勝ち続けるしかない。今年は大事なゲームと位置付けた試合を、ことごとく落としてきたから」。今カードは残り2試合、直接対決は9試合。抵抗して、猛追への活路を見いだす。