大商大が連勝で、勝ち点1を挙げた。大商大は今秋ドラフト1位候補のエース岡田明丈(4年=大商大高)が、1点リードの7回から好救援。先発した小屋裕(3年=神戸国際大付)の大学初勝利をアシストし、リーグ戦連覇に好スタートを切った。

 岡田が制球力とこの日の最速148キロの球威でリードを守った。開幕戦の2安打完封から中1日で救援登板し、3回を2安打3奪三振無失点。9回1死一、二塁は連続三振で締め、開幕から連続12イニング無四球で投げ終えた。他の投手陣の調子が上がらない中で「1戦目先発で、2戦目はリリーフ。勝敗次第で3戦目も先発するつもりで準備しています」とエースの責任を果たし抜く。プロ注目の春の首位打者、吉持亮汰内野手(4年=広陵)は3点目の適時打を放ち、2試合連続安打。「走攻守の3つすべてで貢献していきたい」と語った。