日本ハム大谷翔平投手(21)が4敗目を喫した。2試合連続完封中だったロッテを相手に、1回無死一塁で角中に先制2ランを浴びるなど「全体的によくなかった」と苦しい投球になった。

 5回には無死三塁のピンチを防いだが、6回にクルーズに中前適時打を浴びて3点目を献上。6回を105球、7安打、6三振、2四球で3失点。メジャー関係者が大挙して駆けつけ、バックネット裏から目を光らせた一戦で、勝利を挙げることはできなかった。最速は159キロ。

 栗山英樹監督(54)は「見ての通り。我慢してる部分はあったけど…」と、勝ち頭の大谷で落とした一戦を振り返っていた。