今春王者の早大が、明大に連敗して勝ち点を落とした。右ひざ痛で開幕カードの先発を回避したエース左腕、大竹耕太郎投手(2年=済々黌)が今季初登板したが、4回3失点で降板した。

 「厳しい試合になるとは思っていました。ひざの痛みはないですが、夏に投げ込みができなかったので、不安はありました」と言った。

 明大・高山俊外野手(4年=日大三)には2安打を許し、メモリアル安打を浴びた。

 高橋広監督(60)は「(高山は)打ち方を変えましたね。前はインコースを無理に引っ張って打撃を崩している感じでしたけど、今はインコースもレフトに持っていく意識がある」と話した。