ヤクルトの山田哲人内野手(23)が4日、同一シーズンで打率3割、30本塁打、30盗塁をマークするトリプルスリーを達成した。

 プロ野球では過去8人が達成しており、西武時代の松井稼頭央(楽天)が2002年に記録して以来の快挙。今季はソフトバンクの柳田悠岐も既に条件を満たしている。

 山田は東京ドームで行われた今季最終戦となる巨人戦を終えて、打率3割2分9厘、38本塁打、34盗塁となった。

 プロ野球史上初となる本塁打王と盗塁王の同時獲得も確実にしている。トリプルスリーを達成して盗塁王を獲得するのも史上初めてとなる。

 23歳での達成は1953年に西鉄(現西武)の中西太が20歳でマークしたのに次ぐ年少記録。