セ・リーグの全日程が7日に終了して個人タイトルが確定し、打撃部門をヤクルト勢が独占した。

 今季トリプルスリーを達成した山田哲人内野手(23)は38本塁打で本塁打王、34盗塁で盗塁王、4割1分6厘で最高出塁率と、3部門でトップ。打点王は105打点の畠山和洋内野手(33)、川端慎吾内野手(27)は195安打で最多安打と、3割3分6厘で首位打者をそれぞれ獲得した。

 投手部門では、7日の最終戦に登板した広島前田健太投手(27)が15勝で最多勝。同じく広島のクリス・ジョンソン投手(30)が1・85で最優秀防御率を獲得した。最高勝率は8割1分3厘の巨人マイルズ・マイコラス投手(27)が制した。

 阪神勢も奮闘し、最多奪三振は221奪三振の阪神藤浪晋太郎投手(21)が、最優秀中継ぎは39ホールドポイントの福原忍投手(38)がそれぞれ獲得。最多セーブはヤクルトのトニー・バーネット投手(31)と阪神呉昇桓投手(33)が41セーブで並んだ。