セ・リーグの全日程が7日に終了して個人タイトルが確定した。

 タイトル獲得者のコメントは以下の通り。

 首位打者、最多安打・川端(ヤクルト) 首位打者は一番取りたかったタイトル。後ろの山田、畠山さんがかえしてくれるので安打狙いでいけた。

 最多本塁打、最多盗塁、最高出塁率・山田(ヤクルト) 取れてうれしいです。満足のいくシーズンだった。30本塁打以上は想像していなかった。

 最多打点・畠山(ヤクルト) 一つの勲章と受け止めている。他のチームなら取れていない。前の川端、山田が塁に出て、それだけ好機があった。

 最多勝利・前田(広島) 最多勝はなかなか取れていなかったし、狙って取れたのは良かった。最低ラインとして15勝できたのは良かった。チームに貢献できた。

 最優秀防御率・ジョンソン(広島) オフから始まり、キャンプでも体をつくれた。シーズン中もしっかり準備ができた。(捕手の)石原が自分の力を引き出してくれた。

 最多奪三振・藤浪(阪神) うれしいけど、取れたのはラッキーだった。今季は単純に数字を見れば悪くないが、もったいない試合が多かった。もっとできたと思う。

 勝率第1位・マイコラス(巨人) ただ単に投げるだけではなく打撃、バント、守備で総合的に気を抜かずにやってきた結果。失点してもそれ以外で挽回して勝つ展開にもっていけた。

 最多セーブ・呉昇桓(阪神)光栄ですけど、タイトルは個人のこと。チームが優勝しないと意味がない。

 最多セーブ・バーネット(ヤクルト) とても光栄。攻撃陣が点を取り、みんなが良い投球で自分につないでくれた。タイトルはチームのもの。

 最優秀中継ぎ・福原(阪神) タイトルはもちろんうれしい。行けと言われたところで行くだけ。それを1年間続けてきた結果だと思う。